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医療事務の職場⑥ その他

病院や薬局以外にも、医療事務を必要とする職場があります。その一つが、休日・夜間のみの救急診療施設です。休日や夜間だけ患者を受け入れる救急診療施設を地域の医師会などが中心となって運営しているケースがあり、発熱や下痢程度の軽い病気を治療し、症状の重い患者は大きな病院の救急外来へ回されます。救急診療施設の場合、勤務時間が一般の病院や診療所とは異なるのが特徴です。求人広告が利用されないこともあるので、医療事務スタッフの募集があるかどうかは医師会のホームページなどにアクセスしてみると良いでしょう。他にも、健康保険組合などの保険者は過誤請求を防ぐためレセプト点検業務を行うので、保険者のレセプト点検部門も医療事務スタッフが必要とされる職場です。国民健康保険は地方自治体が保険者であるため、市町村役場などがレセプト点検職員を募集する場合もあります。

医療事務代行業者

近年、経営合理化のために医療事務をアウトソーシング(外部委託)する医療機関が増えています。そこで注目されているのが、医療事務業務を請け負う医療事務代行業者(派遣会社)です。実際に業務を行うのは派遣先の医療機関ですが、あくまでも医療事務代行業者のスタッフであって、病院の職員になるわけではありません。また、医療機関の要請に応じて、インストラクターとして派遣されレセプト業務のレクチャーをするなど、ほかの職場にはない業務もあります。