通信講座で学ぶ
医療事務の資格取得のための学習方法はいくつかありますが、ここでは通信講座で学ぶ方法について説明します。通信講座の最大のメリットは、時間や場所の制約がなく、自宅や通勤時間、会社の昼休みなどを利用して自分に合ったスピードで学習できることです。働きながら資格取得を目指す人や、近くに教室がない人に最適な学習方法です。また、通信講座の基本はテキストでの学習と課題の提出、添削指導ですが、講座によってはビデオなどの教材が使われることもあります。インターネットを利用した課題の提出、添削をするシステムがある場合もあります。さらに、通信講座の平均的な受講料は5～7万円で、通学講座よりも費用がやや安いことも特長です。ただし、時間が自由な分、自己管理ができなければなかなか勉強が進まないというデメリットもあります。有効期間内に勉強が終わらなければ受講料が無駄になってしまうので、最後までやり遂げる意志の強さが必要です。
通信講座の選び方
通信講座を選ぶときに確認しておきたいポイントがいくつかあります。1つ目は、受講後に取れる資格。自分が取得したい資格に合った講座を選びましょう。2つ目は、テキストの内容。ホームページ上でテキストの見本を閲覧できる場合もあるので、チェックしてみましょう。3つ目は、副教材の内容。医療事務の勉強に欠かせないカルテやレセプト作成の教材がついているかどうかも、要チェックです。