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資格取得で必要な知識

資格取得への近道は、ポイントをおさえて効率良く学習することです。資格試験の多くは、医療事務に必要な知識をテストする「学科試験」と、レセプト作成事務の「実技試験」の両方が実施されます。これらの試験に合わせて、通信講座や通学講座などの中から自分に適した学習方法を選びましょう。診療報酬請求事務能力認定試験などのスタンダードな試験については、過去問題集が出版されていたり、ホームページ上でダウンロードできる場合があるので、入手しておきましょう。ほとんどの学科試験は、「①法規関連 ②基礎的な医学・歯学・薬学の知識 ③保険請求事務」の3点を中心に試験が行われます。実技試験は、用意されたカルテからレセプトを作成したり、作成されたレセプトの点検を行うのがポピュラーです。決められた時間内に作業をこなすには、診療報酬点数表の見方やレセプト作成手順などを頭に入れておく必要があります。

その他の役立つ資格

医療事務関連以外でも、将来スキルアップしたいときに役立つ資格があります。「Microsoft Office Specialist」などのコンピュータ関連の資格は、医療現場のIT化に伴ってニーズが高まっています。他にも、外国人患者に対応できる語学力や、秘書業務に関連したワープロ技能、医療事務の知識を活かしてステップアップするなら、介護関連の資格も役に立つだろう。