正社員で働きたい①
医療事務は自分の生活スタイルに合わせて雇用形態を選ぶこともできますが、「働くなら安定したところ」と考え正社員で働きたいという人は多いようです。医療事務の正社員の初任給は、医療機関の規模などによりますが、未経験者可のところは15万円～18万円が多く、一般企業で働く事務職とほぼ同じ水準と言えます。また、医療事務はあまり学歴が重視されないので、経験を積むことで給与の差は小さくなっていきます。医療事務の給与は、一定年齢までは年功給というところが多く、職歴＝経験とみなして昇給していくようです。また、残業や夜勤当直の勤務がある場合は、基本給が通常よりも高めに設定されています。数多くはありませんが、インストラクター業務の場合はレベルの高いスキルが必要になるため、実力によっては通常の医療事務よりも高所得が望めるといえるでしょう。実際の就職に際しては、自分自身が希望する給与を明確にして就職先を選択すると良いでしょう。
正社員で働くメリット
正社員として働く最大のメリットは、雇用保険や厚生年金などの社会保険が完備されていることです。また、収入が安定していることも魅力でしょう。さらに、医療事務は年齢に関係なく働き続ける人が多いため、大きな病院などでは多くの場合、育児休暇制度があります。中には託児所つきの医療機関もあり、出産や育児の後も復帰しやすい環境といえます。就職をする際には、待遇についてもよく確認しましょう。