HOME医療事務で働きたい > <おまけ⑥>医療秘書技能検定試験

<おまけ⑥>医療秘書技能検定試験

医療秘書技能検定試験は、医療秘書教育全国協議会が主催している、医療秘書としての専門知識と技能を審査・認定する試験で、1級、準1級、2級、3級の4ランクがあります。医療に関する雑務を医師の代わりに行う事務員は必要とされており、医療機関の事務職への就職を希望する人には必須の資格で、2007年度には志願者数が1.2万人を超えた人気の資格試験です。受験資格は不問で、受験科目は「①医療秘書の実務(患者応対、受付、診断書、証明書作成など) ②医療機関の組織・運営・医療関係法規(事業目的、病院報告書作成など) ③医学的基礎知識、医療関連知識(臓器機能、症状、治療法、検査名称、看護業務など) ④医療事務(レセプト作成など)」の分野から、級ごとに難易度を変えて出題されます。合格発表は、試験日から約1.5か月後に合格通知と合格証書が送付されます。

医療秘書技能検定試験の概要

医療秘書技能検定試験の資格概要は「医療機関ならびに医療関連機関に勤務する医療秘書として、実務マナー、医療法規や医学用語、医療事務の領域に高度の知識と技能を持ち、実務を専門的に遂行できることを目的に実施」というものです。実施時期は年2回(6・11月)で、医療秘書教育全国協議会の会員校などが受験地となり、過去39回の平均合格率は、1級が6.2%、準1級が24.0%、2級が44.8%、3級が68.8%でした。