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派遣社員で働きたい②

前項で紹介したこと以外にも、派遣社員で働くメリットがあります。派遣先企業は派遣社員に即戦力となることを求めているので、派遣会社の多くでは派遣社員のスキルアップのための研修制度を設けています。パソコンやマナーなど実務で役立つ講座を定期的に開催したり、スクールと提携して受講料を割引きするなど、研修内容はさまざまです。他にも、派遣社員でもフルタイム勤務であれば、雇用保険や健康保険、厚生年金などの社会保険に加入できることがあります。契約後すぐに保険に入れるかどうかは、事前に派遣会社に確認しましょう。また、以前は同じ派遣先で働ける期間は最長3年でしたが、2004年以降は医療事務を含む26職種の労働期間の上限がなくなり、条件が合えばずっと同じ職場で働くことができるようになりました。さらに、労働基準法により、派遣社員でも有給休暇をとることができます。

デメリットも知っておこう

ここまで派遣社員で働くメリットを主に紹介してきましたが、実際に働き方を選ぶにはデメリットも知っておく必要があります。派遣社員で働く最大のデメリットは、時給制で収入が不安定であることです。また、多くの場合、交通費は支給されません。他にも、賞与が支給されないことや、12月に勤務していない場合はその年に契約した派遣会社すべてから源泉徴収票をもらい、確定申告をしなければならないことなどが挙げられます。