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医療事務担当者に必要なスキル

病院の窓口業務やレセプト業務を行う医療事務には、どんな能力や適性が求められているのでしょうか。まず必要不可欠なのが、レセプト業務に必要な知識、技能が身についていること。これは、レセプト業務は医療機関が治療や医療サービスの費用を受け取る上で最も重要な仕事だからです。また、患者から診療費について質問されたときにきちんと答えられることも求められます。しかし、レセプト業務だけに精通していればよいというわけではありません。医療事務の主要な業務は患者サービス業務なので、医療機関がどのようなシステムで運営されているかを理解しておく必要があります。ほかにも、医療機関における医療事務の役割を理解していること、患者の個人情報に対する守秘義務を理解しカルテなどの管理を徹底すること、医療機関に所属する者として必要な「慎重さ」などが挙げられます。

医療事務は接客業の要素が強い

患者サービス業務を行う医療事務は、窓口での応対マナーが重要です。常にフロア全体に気を配り、困っている患者や具合の悪そうな患者を見かけたら、積極的に声を掛け適切な対応をします。応対するときは、常に笑顔を心がけていねいな言葉で話すようにします。また、常に患者に診られているということを意識し、テキパキと仕事をこなす必要もあります。人と接することが好きということも大事な要件です。